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FusionPlace 1.4 リリースしました

昨日、FusionPlace 1.4をリリースしました。

1.3 のリリースから半年ほど空きましたが、その分、盛りだくさんとなっています。


今回のもっとも大きな変更は、元帳データの版管理機能の強化です。FusionPlace では、従来から「作業版」と「公開版」を区別しており、前者で加工して固めた数字を、後者に移して公開し関連部署で共有するといった使い方が可能でしたが、今回はさらに一歩進め、任意の数の作業版を作成できる機能を設けました

作業版は任意の版から派生して作成することができ、初期値は派生元の版から引継ぎます。派生した版には派生元版からの差分データのみ保持されるため、派生版の作成処理は非常に軽く、またディスクやメモリもそれほど消費しません。

こうした特性を利用して、複数バージョンの予算を保持するといった用途に使って頂けると考えています。

今すぐ享受できるこうしたメリットに加え、この版管理機能は、今後導入する予定であるワークフロー管理機能のための基盤となるものでもあります。元帳データの版管理とワークフローがどう結びつくのか、直観的には明らかでないと思いますが、私としてはこれを非常に重視しています。詳細はまた後日(ワークフロー管理機能の基本的な部分は、実はすでに完成しています。ご興味をお持ちの方はお問い合わせ下さい)。

FusionPlace は、日々、進化しています。乞うご期待。